博士の愛した赤い果実 ブアメラ:はじめに

はじめに


日本では全く知られていない「ブアメラ」という果実の秘密
を今ここに改めてご紹介することができ、非常に光栄に感じています。

思い起こせば、今から10年前の2005年8月17日、日本から3日かけてインドネシアのパプア島の高地に辿り着き、何千・何万年も前の世界がもの前に現れ大きな驚きを感じるとともに喜び
胸が高鳴りしたことが忘れることができません。

知らない世界を自分の眼で見る、知ることは科学を専攻する者にとっては一番の喜びであり、未知への挑戦は私の生きるエネルギーでもあり糧です。

標高2000mの高地にある小さな空港へプロペラ機から降りると、ここは別世界でした。
真っ黒な男性は裸同然で腰にコテカを装着し、裸足。
毛髪は縮れ短毛で鳥の毛の頭飾りが。しかし、筋肉は隆々としており下界に多数いる肥満者は全くいません。

流石に女性は現代風にシャツやスカート様のものをまとい、寒さのために毛糸の帽子をかぶっていたが、小さな部落では草でできた腰蓑(こしみの)をまとい、上半身は裸だった。

しかし、その後度々訪れるようになりこの地は下界の人間からすると桃源郷ではないかと思うようになりました。
我々人類の祖先であり、世界で最初に農業を行った人たちの生存、健康維持のための智慧に感嘆せざるを得ません。
その代表が本書シリーズで紹介する「赤い果実ブアメラ」です。
少なくとも3万年から過酷な食生活や環境の中でブアメラを有効に使って行きぬいてきています。

ブアメラは、現代人にとっても健康長寿のための栄養機能性食品であり、多くの秘めたる効果・作用を持ち、現代科学を再考させる稀少な果実なのです。

平成27年7月
赤井タウイ、信州安曇野にて

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